コーチのひとりごと〜質問のおはなし〜
こんにちは。
コーチングを世の中の当たり前にしたい!と、群馬県前橋市で20年、
取り組み続けている「幸せ創造コーチ」の鈴木結子です。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
さて、今日は、コーチングのきも、質問のお話。です。
質問は、実にカンタン!
「こうしなさいよ」と、言う代わりに
「どうしたいの?」と、質問すればいいのです。
ですが、受講生さんが、実際にコーチング会話をしてみると、
ここぞという時に、相手に「どうしたいの?」って
なかなか言えなかったりします。
なんでだろ?
結構、多くの人ができないんです。
どうしたら、「あなた、どうしたい?」って言えるのかなぁ。
と、考え続けて、行き着いたのが「人の思い込み」です
一般的に人の相談に乗る時の話を思い返してみると、
大体この3パターンで会話が進みます。
1,問題が何かを質問する
聞き手「どんな問題が起きたの?」
「誰に何を言われたの?」
2,問題行動の原因を質問して、特定する
聞き手「なんで、そんなことしちゃったの?」
「こうなるって、なんでわからなかったの?」
3,アドバイス(または評価?など)をする
聞き手「あなたが〜〜したから相手が怒ったんだよ。」
「ダメだね。もう、諦めたほうがいいよ。」
「あなたは〜〜するべきだよ。」
私は違うっていう人もいるかもしれないけど、
人の相談話を聞いていると、こんなパターンが多いです。
これって、
多くの人が、相談されたらアドバイスしなくっちゃ!って、
なぜか、いつの間にか刷り込まれているからだと思います。
かくいう私もそうでした。
だから、コーチングを勉強して
「アドバイスしなくっていいんだ」
と、知った時は、大ショック!
え〜〜〜???
と、思いましたが、
確かにアドバイスせず、相手に質問して考えさせた方が解決に
至ると知りました。
だから、「あなたはどうしたいの?」って質問すればいいんです。
でも、
頭ではわかっちゃいるけど、アドバイスしなくっちゃっていう
思い込みが染み付いてる。
だからね
質問力を身につける最初の第1歩は、この思い込みを意識すること。
自分は、今、相手に対して、思い込み流のパターンで、接しているのか?
それとも、コーチング流のパターンか?ってね。
自分が、今、どんな会話をしているか意識的になること。
これって、会話上手の第1歩でもあります。
普段の自分の会話、結構、無意識にしていることも多いものですよ。
だから、意識を向けていきましょう。
それから、コーチングするときは、おまじないを唱えましょう。
解決するのは、相手だもんね〜。
相手は、どうしたいのかなあ?って。
ここから始めてみると良いと思います。
ぜひ、やってみてね〜。
PS:質問がうまくなる秘訣をアインシュタインは、こう言っています
「とにかく質問するのをやめないことだ」