第66号 今年を味わって来年にむかう

  
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第66号 今年を味わって来年にむかう

こんにちは!

YUIコーチです。
写真は、先日湯治に行った万座の風景です。

ピューピュー吹き荒ぶ風
叩きつける雪
ぐつぐつ湧き出る硫黄源泉

五感全てで感じた自然の息吹は、そりゃ、圧倒的!
カラダにも心にも染み入ってきました
この感覚、アタマで作り出した「思考」とは全く別物。
なれど、
圧倒的に「自分」に対して影響してきました。

感じて、味わうこと、大事だなぁ。
ということで、今回のテーマは・・

今年を味わう

コーチングのセッション練習のテーマは、クライアントから出されたテ
ーマで進めていくのが基本ですが、年の暮れなどは「今年を振り返る」
テーマが出されたりします。

私は、このテーマが好きで、マイコーチとのセッションでも毎年必ず扱
います。

コーチングといえば、こうなりたい!というゴールに向けて今、どの
あたりにいるのか?試してみた行動から何を学んだか、何を活かし、
次の行動を作り出すか?なんてテーマがスタンダードです。
「今」から次を作り出し、今、できることをする。というスタンスで
すが、その時間軸を広げ、1年という時の流れで自分を振り返ってみ
ることが「今年を味わう」セッションです。

まあコーチではなくてもね、共感しながら聞いてくれる人に向かって、
自分のことを話すこともそれなりに満足のある時間になると思います。


でもね、コーチに向かって話すと違うのです

何を得るかは人それぞれですけどね、私がコーチに話す理由はこの3つ。

・今年という時間軸で捕まえていたイメージを膨らませる
・人生の大きな主題という観点から、今年を眺める
・来年への方向性のヒントを得る


今年はどうだったか?と考えると、起きた出来事から大抵イメージを
持っています。良かった・悪かったってね。

この無意識にジャッジしていることをもう一度語ることで、決めつけて
いた事、人のせいにしていた事に気づいたり、あるいは成功だったと
思っていたことの捉え直しをしてみたりします。
コーチという相棒がいてこそですが、すると一段深く考えられ、良い悪
いと決めた出来事から、知恵が湧いてくるのです。

又、ライフコーチングでは、こうなりたいという直近のゴールとともに
人生をどう生きたいのか?という人生の大きな目的について探求します。
そうした大きな目的という観点からもこの1年を見つめます。
例えていうと、大きな鳥になったつもりで、この1年を見つめてみるの
です。すると、やはり違う見え方が起きたりします

こんな風に話せると、自分の今年に対するイメージが豊かになったり、捉
え方に変化が起こるから、来年の自分に対しての方向性や宿題も明確に見
えてきます。

相棒のコーチは、クライアントの話をよく聴きながら、質問します。
シンプルにいえばこれだけ。
ですが、この関わり方に知恵が詰まっているのです。

自ら、気づく

その為には、コーチは大いにクライアントである私に好奇心を発揮し、
私を全身で尊重し、そして信じているという姿勢が土台になります。

そして、多角的な視野への誘いとして質問し、フィードバックするなどが
欠かせません。

そしてプロになる程、ことばだけでなく、クライアントの雰囲気もよく
キャッチしてきて、時にクライアントが今起こしている雰囲気についても
必要があれば扱います。
すると冒頭、万座温泉で体感したような感じがセッションの中でも起きた
りするのです。

こうしたことを繰り返していくと、セルフコーチングと言って自分で自分
にコーチングができるようになっていきます。
人はじぶんとお喋りする時間が最も多いと言いますが、一つの出来事を
意識的に複数の視点で捉えられると、より客観視して考えられるようになり、
自分との対話が豊かになっていきます。


今年一年、あなたはどんな年でしたか?


話してみたくなったら、今年最後の結プロコーチ塾にお越しください。

12月22日(日)10〜12時に前橋市内で開催します。

お気軽に連絡ください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。







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