YUI流コーチング~コーチング会話の妙味~

  
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YUI流コーチング~コーチング会話の妙味~

こんにちは!
コーチングをユニバーサルに広めたい!
隊長のYUIコーチです。

コーチングというと、組織のなかで行う部下育成の技術という
イメージがありますが、それだけじゃ、ありませんよ。

日常の会話でも、かなり使えます。
私は、そうした日常使いのコーチングが使える人が増えて行ったら
いいなあと思って、コーチになる講座を開催し続けています。

今回は、では、コーチング会話ってどんな感じなのか
そののイメージを味わって頂こうと思います。

2つの会話を見比べてみる

主婦と思しき女性2人の会話です。

A「うちのダンナ、お風呂から出るとよく拭かないから、あちこちびしょびしょでね。
全く嫌になっちゃう。床だって滑るじゃない。どうしたらいいのかしら」
B「あらま~、そうなんだ。ウチは濡れたら自分で拭かせてるよ。自分で始末してもらったら?」
A「それができればカリカリしないよ。拭けっていうと、どこがあ?ってとぼけてる感じなんだよね」
B「イヤだね~。でもさ、うちは、脱いだら脱ぎっぱなし。何度言ってもダメ。全く子供じゃあるまいしね~」
A「男って、そういう生き物なのかしらね。でも、なんで私が毎度拭かなきゃいけないって頭にくるわけよ!」

こういう会話って、よくありませんか?

最初、Aさんが口火を切ったのですが、触発されてBさんも自分の愚痴に及んでいき、
互いにため息まじりになって、不毛な感じです。
まあ、愚痴るというのも大切ではありますけど(笑)

では、この会話をコーチング風にしてみますね。

A「うちのダンナ、お風呂から出るとよく拭かないから、あちこちびしょびしょでね。
全く嫌になっちゃう。床だって滑るじゃない。どうしたらいいのかしら」
B「へえ~、そりゃ困るね。で、Aさんはどうしたいの?」
A「そりゃあ、よく拭いて出てきて欲しいわ。いっつも腹立てるのも嫌だしさ」
B「そうだね、いつも腹立てるのも危ないのも嫌だよね。
ところで、ダンナさんには、どんな風に言ってるの?」
A「前はね、やめてとか危ないでしょとか言ってたけど、全然言うこと聞かないから、今は怒ってるだけ」
B「そうなんだ。怒ってるだけか~。で、その効果のほどはどうなの?」
A「ゼロだよ。いいやマイナス30くらいか?こっちがカリカリしてるの精神衛生上しんどいもの」
B「なるほど。怒る効果はマイナス30な訳だ。それ、この先も続けていきたい?」
A「えー。嫌だよ。」
B「じゃあ、ここは作戦会議というか、他にどんな手はあるか考えてみない?」
A「そうだね。ずっと怒っててもなにも解決しないものね」
「そうだなあ、・・・」

 

こんな感じです。
出だしは一緒ですが、全然違うでしょう?

コーチング会話の特徴は、というと、
まず話の主人公は、Aさんのままです。
Bさんは自分の話をせず、終始Aさんの話に応答しています。
また、Bさんはアドバイスも一切していません。
その代わりにAさんに考えさせています。

コーチングでは、相手が「こうしよう」と自ら意思決定をすることを促します。
だから、解決策を答えません。
その代わりに相手が自ら解決できるよう
考えを整理したり、行動を起こすことをできるよう働きかけていくんです。

これって、自分ごとで考えてみるとわかりやすいです。
誰かに「○○しなさいよ!」とアドバイスされても
そのとおり行動しないことが圧倒的に多くありませんか?

それよりも自ら気づいたアイデアのほうが、100倍行動に起こす確率が高まります。

この「気づかせる」会話がコーチングです。
前述の会話例で、コーチスキルを挙げてみると

傾聴・要約・共感・承認・質問・気楽にさせる、

などのスキルを使っています。
一見、何気ない会話ですが、意識的に会話をするためにはテクニックが必要なのです。
でも、ご安心を!
こうしたテクニック、誰でもできるよう設計されています。

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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