鈴木結子ブログ記事

私の仕事物語パート4 ~栄光と挫折編~

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化粧品販売業で「出る杙打たれた」5年間

さて、最初に勤めた会社を私は31歳で退職しました。
幸せなことに当時おつきあいのあったお客様からは「辞めるならうちにおいで」と多くのお誘いを受け、
本当にに後ろ髪ひかれる思いでしたが、心機一転、私は辞めた翌日から全く畑違いの訪問販売化粧品の仕事を始めました。
それもいきなり営業所の経営者。
今考えてみると、無謀な挑戦ですが、当時の私は、やる気満々でした。
しかし世の中はそれほど甘くはありません。
前職と同じ営業と単純に思ったのですが、同じ営業でも、業種によってこんなに違うのかと唖然とし、
顧客も知識もゼロの状態で、また誰からも相手にされないスタートを切りました。
特に名刺を出して、露骨に嫌な顔をされる経験は驚きました。

何故こんなに嫌な顔をされるのかと思い、改めて業界を眺めてみると
当時は、断られても嫌がられてもけなされても、笑顔でニッコリ。
興味を持っていただくと、高額なセット商品を勧める。
そんなやり方が多く起こっていることに気づきました。

もし、私がお客様だったらどんな人なら、付き合いたいか?

営業所とは名ばかりで暇だらけだった私は、寝ても覚めても考えつづけました。
そして思い至ったのが名づけて「殿様カウンセリング」手法でした。
どのようなやり方かというと、
最初にお客様から毎月出費できる予算を聞きだし、1年後の予測結果を話し合う。
お客様は、1年は私の所に通い、自身も努力することを約束した上で1年契約を結ぶ。
更に1年後、満足したなら他のお客様を紹介してもらう、できないなら返金するというものでした。

無謀なようですが、結果を伴う使用実感がクチコミを呼び、予想以上に多くのお客様に受け入れていただき、私の営業所は新規営業所部門で全国上位の成績を上げることができたのです。
その後もお客様は増え続け、販売員も10数名育てあげ、わずか2年余りで経営者として
周囲から一目置かれる存在になっていきました。

そんな順風満帆なある日のことです。
突然、9割の販売員に背を向けられてしまいました。

何が起こったか調べてみると、
半年以上前から、ある販売員が私の悪口を広めていたそうです。
それを後押ししていたのが、信頼していたトップでした。
特にトップはお会いするたび笑顔で、変わらず優しく接し続け、
まさか裏で糸を引いていたなんて夢にも思いませんでした。

決定打は、身に覚えのないでっち上げの出来ごとを作り、
トップが販売員を招集し、いかに私が酷い人間か訴えかけたのだそうです。
その際、トップはそれが事実だと植え付けるように
化粧品会社の部長まで呼びつけて行いました。
手が込んでいますね~。
中世の魔女裁判って、こういうことだろうと思います。
そうして育てた販売員のほとんどが上層部に鞍替えしたのです。

けれど、私の言うことを何一つ信じない販売員や同僚。
更にお客様も奪おうと追い打ちかける汚さは、あまりにもショックでした。
そしてトップの狙い通り、廃業に追い込まれました。
同時に強烈に人間不信となり、人生で最も苦しい体験となりました。

お読みいただき、ありがとうございます。

人間万事塞翁が馬といいますが、次回はこの経験があったからこそ大きくなれた再生編、
コーチングへの軌跡をお伝えします。

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