第75号 自己肯定感が人生を作る

    
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第75号 自己肯定感が人生を作る

こんにちは!
YUIコーチです。

皆さん、お元気ですか?


所属していることばキャンプ で自己肯定感について学びました。

子供を育てる中で大切な働きかけの一つは自己肯定感を育てること。

一番大切なことだと、実感!実感!もう実感だらけでした。


ところで、

この「自己肯定感」という言葉。実は、古い付き合いなんです。



「子どもの自己肯定感をあげる関わり方〜コーチング〜」


学校などから時々講座を頼まれることがありますが、この15年、タ

イトルはほぼこれなんです。

15年間同じタイトルって考えさせられますが、もっと気になること

は、参加している皆さん(親)の願いです。




多くの人が思うことは一緒。

どうしたら、我が子がより良く変わってくれるか?


ここまでは分かるのですが、その先が・・・



自分は変わりたくない。 でも子供には、変わって欲しい。

あれれ?それ、問題です。

親の言ったとおりにならず、親のやったようになる。


これ、名言。


一生懸命に子供にアプローチしても、ご自身の自己肯定感が低いなら

子どもがインストールするのは、親の持っている自己肯定感です。

「子は親の背中を見て育つ」って、つまり、子のモデルになるってこ

とですものね。


子どもの自己肯定感を育みたいと思うならば、まずは自分の自己肯定

感を点検する。そして、育てることが大事。

そしてね、

子育ての時ばかりじゃないんです。自己肯定感を高めることは。


あなたの人生を豊かに幸せにする土台でもあるのです。



自己肯定感って?



ところで、自己肯定感って、なんでしょうか?


学術的に言うと複雑な概念だそうですが、一言で言うと自信。


自分を信じるどんな自分でも受け入れている


という意味での自信だそうです。

(自信家、と言う意味ではありませんよ)



Q.さて、あなたは、自分に対して自信ありますか?



ちょっと点検してみましょう!



次の3択のうち、最も近いのはどれでしょうか?


大事なプレゼンなのに、あがってしまい大失敗した(涙)

なんて状況になってしまったとします。

それで、失敗した後のあなたの心の呟き。どれが一番近い?



1. 一番前に座っていたA部長が腕組みして、すごく怖い顔してた。
 Bと比べて、なんてダメな奴って思ったに違いない。 
 やっぱり私には無理だったんだ・・。部長になんて思われたんだろう。


2,A部長の顔を見た瞬間、頭が真っ白になっちゃったなあ。今回はあれが
 失敗だった。のまれないで話すには、どうしたらいいんだろうか?
 そうだ!Bは上手にできていたから相談してみよう。



3,A部長のせいでダメになった。
 全く、何が気に食わないのか知らないけど、あれでも上司か?
 部下のプレゼン応援する気になれないのかね?

どうです?

あえて言うならば、どれが一番あなたに近いですか?

 

 


自己肯定感タイプ




タイプは4つあるのだそうです。

先ほどのプレゼンで失敗した場面で解説しますね。

その1 自己肯定感が高く安定しているタイプ

失敗は失敗と受け取り、前向きに考えることができます。

また人と比較せず、自分を卑下せずにいられます。

こういう人は、先ほどの2のタイプです。



その2 低いタイプ

自分に自信がなく失敗を恐れ、ちょっとしたことで傷ついてしま

いがち。どうせやっても無理、などが口癖。

人からどう思われているかが気になり、認めてくれ!という承認

欲求も高いのだそうです。こういう人は、1のタイプ。



その3 俺様。高すぎるタイプ。

こういう人は、悪いことは人のせい。意に介さない。人の話は聞

かずゴリ押しする。おごりがちで自分勝手。なんて人だそうです。

こういう人は、3のタイプです。


その4 不安定なタイプ。


時に自信があり、時になくなる。安定しないタイプもあるのだそうです。

(こちらは、情報のみ。)




自己肯定感って、いろいろな場面で顔を覗かせます。

日頃の自分を振り返ってみるとあなたは、どんなタイプでしょうか?

 

 


自己肯定感を育てる



コーチしていると、いろんな人に出くわします。     

これからチャレンジしようということを話していくので、結構、

よく聴いていると、その人の傾向が顕著に現れるんです。

特に上手くいかなかった場面の話には、その人の自己肯定感が見え

てきます。

それでお気づきかと思いますが、安易に励ますのは得策じゃありま

せんよね。

自信のある人、ない人、揺れている人、俺様の人。

コーチじゃなくても、皆さんも相手の心の状態が見えればサポートの

方法は、自ずと違うと思います。

ですが共通していることは、たった1つです。

 

 




相手の話をよく聴くこと


自分の意見や批判、評価、否定しないでよ〜く聴きます。

こうした聴き方をされると相手は大事にされていると実感で

きます。

まず自分が大事にされている、大きく言えば愛されている感

覚を持つ事が自己肯定感の育みイコール自信の土台になります。


まずはここから。

ここから人磨きは、始まります。



でもね、ここで一つ。


15年講座をしてきて、他のスキルもトレーニングした受講生

さんにどんなスキルが役に立ったかと尋ねると、

ダントツトップが「聴くこと」なんです。


そして、

先ほどの聴き方を何回も何回もお互いにし合ったら

「自分が好きになった」

「自分は自分で良いと思えるようになった」

「自分に自信が持てるようになった」

そういう人が続出しました。

大人だって、愛されたい!

そのくらい、聴き方は重要だと逆に教えて貰いました。

人は人で磨かれていきます。

その磨きあいの一つは「聴き方」ですよ。絶対!

会話の積み重ねが人生に違いを作っていくのですから。




まとめです

生きていると、様々な困難に出くわします。

時に自分の力ではどうしようもないことにも出くわします。

今もそうですよね。

この出来事自体はコントロールできませんが、その出来事を

どう捉え、行動を起こすかは、できます。


その時、自己肯定感が高い人は自分を大切にし、他者を大切

にする視点で考えられます。


そして、そこから生み出される選択と行動が、人生を開き、

豊かにしていきます。




感情に流されたり、怒ったり、打算で考えたり。逃げたり。


そんなこともあるけれど、

どんな自分も否定せず、認めたうえで、


どんな自分でありたいか、意識していきたいものです。


よく聴きあってね〜。











*今回は「自己肯定感で子供は伸びる」という古荘純一医学博士の

著書をベースにお伝えしました。

子育て中の皆さんに必読して頂きたい一冊です。

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